ロードサービスの内容

それでは最後に、レッカー移動を含む「ロードサービス」にはどのようなものがあるのかについて紹介します。任意自動車保険に加入する場合、このロードサービスの利用についても特約として設定できるようになっている場合が多いでしょう。保険会社や保険商品によって利用できるロードサービスに違いがあるため、比較して検討する必要があります。

レッカーの他に利用できることが多いロードサービスとして、まずは「バッテリー交換」があります。車を動かすために必要であるバッテリーが上がってしまった場合に交換を依頼できるというものです。

次に「ガス欠」の対応があります。ガス欠になって動かなくなってしまった場合、必ずしもレッカーで対応する必要がありません。その場で給油をすることさえできれば動かすことができるためです。そのための車両がある会社であれば、ロードサービスとしてガス欠対応が依頼できます。

また、レッカーでの移動についても、ロードサービスによっては一定距離までは無料で利用できる仕組みになっている場合が多くあります。こちらも保険会社によって距離の設定に違いがあるため、比較して検討をしておくのが良いでしょう。長い距離ほど、トラブルに対処してもらいやすくなります。

レッカーの種類

それでは次に、レッカー車の種類について紹介します。レッカー車にはまずサイズによる種類の違いがあります。いわゆる一般乗用車に対応するためのサイズのレッカー車のほか、大型車両を運ぶためのレッカー車、土木作業用のレッカー車などがあります。大きさによって利用料金にも違いがある場合が多いため、必要最低限のサイズのレッカーを依頼するのが最も金銭効率に優れた方法となります。

また、レッカー車のメーカーによる違いもあります。トラックを販売しているタイプの自動車メーカーの場合、このレッカー車についても扱っていることが多いでしょう。例えば一例として、日産のアトラス、いすゞのエルフ、日野自動車のデュトロ、トヨタのダイナ、三菱ふそうのファイターなどがあります。規格にも違いがあるため、どのタイプのレッカーが適しているのかを知っておくと良いでしょう。

ただし、レッカーの派遣をロードサービスに依頼する場合、細かく車両を指定する必要まではありません。というよりはできない場合が多いでしょう。レッキングが必要な車両の種類を伝えれば、それに適したレッカーが派遣されるようになっている場合が多いため、特別な知識がなければ利用できないものではありません。

料金の変化

それではまず、レッカーを依頼する場合の料金がどのようにして変化するのかについて紹介します。まずは基本的な料金についてですが、これは会社によって料金設定の基準に違いがあります。多く見られるのが、時間帯によって料金設定が違う、というものです。昼であれば比較的安く設定されていることが多く、夜や深夜となると料金が高くなることが多い傾向にあります。夜間料金の設定などを見て、利用するレッカー会社を選ぶのも1つの方法となります。

次に、出張料についてです。これは、レッカーによる牽引距離が長い場合に発生する移動料金となります。これについては、1キロごとに料金が発生する仕組みとなっている場合が多いでしょう。こちらは時間帯ではなく、牽引する車のサイズなどによる種別で価格が設定されていることが多く見られます。

また、これとは別に牽引料と言うものが発生します。一般車両であるか、運送事業車両であるかによって料金には違いがあります。こちらは、運送事業車両の方が安く利用できる料金設定になることが多いでしょう。この他にも、機材を利用する場合の料金や建て替えの料金、割増料金などが設定されている場合があるため、注意が必要です。

大型レッカーを使う

ガス欠やエンジントラブル、あるいは車体自体の問題などによって車が立ち往生してしまうということはありえないことではありません。もしそうなってしまった場合、場所によっては非常に困ったことになります。押して帰ったり、修理できる場所まで運ぶということは現実的ではありません。それでは、もしそのような状態になってしまった場合、どうすれば良いのでしょうか。

利用できる方法の1つとして、レッカーを呼ぶというものがあります。レッカー車であれば車の運搬を代行してもらうことができるため、簡単に問題を解決できる場合が多くあります。ただし、このレッカー車を利用する場合、大きく2つの問題があります。

1つ目の問題となるのが、車種です。運転しているのが自家用車であればそれほど問題にはなりませんが、もしトラックのような大型車である場合、通常のレッカーでは運ぶことができない場合が多くあります。その場合には大型レッカーを手配する必要があるため、利用できるかどうかを別途確認しておく必要が出てきます。

もう1つの問題は料金です。当然ですが、レッカー移動してもらうためにはお金が必要となります。この料金がどの程度のものになるのかについても把握しておく必要があるでしょう。それではこの先ではレッカーを利用する場合のポイントについてより具体的に紹介します。料金の変化するポイントや、利用できるレッカーの種類、ロードサービスなどについて触れます。